スラップ・速弾き無理です宣言
本日をもって私コウテイは、スラップがめちゃめちゃできる超絶ベーシスト、腰が抜けるほどの速弾きを繰り出すギタリストを目指すのをやめます!!
やりたいことが多すぎる
そりゃあ私もいっぱしのベース弾きでありギター弾きなので、テクニカルなプレイヤーに憧れたりもします。
好きなギタリストはSteve Vai。
好きなベーシストはBilly SheehanとVictor Wooten。
そんなよくいるキッズのうちのひとり(1羽)です。
彼らはどれだけの時間をその技術習得に割いたのでしょうか。
きっと私とは桁が2つも3つも違うはずです。それだけに集中して、ほかのことなんて気にも留めていなかったでしょう。今でもそうしているはず。
じゃあ私も同じだけの時間をかけられるかというと、残念ながらノー。
なにせやりたいことが多すぎるのです。
- ギターも弾きたいし、
- ベースも弾きたいし、
- 鍵盤も多少は弾けるようになりたいし、
- いろんなおもちゃ楽器で遊びたいし、
- 曲も作りたいし、
- ブログも書きたいし、
- マリオカートもやりたいし、
- 本も読みたいし、
- 動物園にも行きたいし、
- バーチャルYouTuberも追いたいし、
- 毎日7時間は寝たいし、
- あんまり言いたくないけど労働もしなきゃいけないし...
とにかく、興味があちこちに分散していて、ひとつのことに集中するなんて無理なんです。困ったもんだ。
ポジティブな諦め
楽器演奏に割ける時間が限られている中で、テクニカルなプレイもリズムプレイも高水準でこなすなんてことは、凡人(凡鳥)の私には無理です。どうやったって諦めざるを得ません。
どちらかを選ぶとすれば、リズムプレイのほうが好きだし実用的です。
リズムギターが入る曲はたくさんあっても、速弾きが必要な曲はその中のごく一部なので。実際、自分の曲にはほとんど速弾きはありません。
仮に自分の曲にどうしても弾けないくらいの速弾きを入れたくなったとしても、方法はいろいろあります。遅いテンポで録って早送りにするとか、単音をサンプリングして打ち込むとか、いっそギターではなくシンセのソロにしてしまうとか。どれも邪道ですが。
一方リズムギターは、ミスの修正が面倒だし、できたとしても量が多くて時間がかかります。だったらリズムギターを修正無しできれいに演奏できる方がいいと。
「諦める」と決めると、スッキリします。
「あの曲のソロが弾けるようになりたい!」という煩悩がなくなるわけです。
すると、リズムやタッチなどの基本的なことに意識が向いて、地味ながら確実に演奏の質が上がるはずです。
ついでに、機材の断捨離にも繋がります。
Steve Vaiをコピーしたければフロイドローズのギターは必須ですが、諦めてしまえばテレキャスター1本とかフルアコ1本とかでやっていけるわけです。ディストーションペダルも手放せるかもしれません。
この辺は先日の記事にも通じるところがありますね。
諦めたコウテイをどうぞよろしく
というわけで、これからは「派手ではないけれど、なんかいい」プレイヤーを目指してやっていきます。
ココナラというサイトで、5000円で演奏のご依頼を受け付けています。よろしくどうぞ。