TWEEDEES沖井礼二がよく使うコード3選
沖井礼二というベーシストであり作曲家、ご存じでしょうか。
元Cymbalsのベーシストであり、その後は声優・アニメ界隈とかに曲を提供。
トレードマークの赤リッケンによるベースプレイも、うねうねしていてコピーしがいがあるのですが、今回は彼の作曲家としての面に注目したいと思います。
基本的に彼の作る曲は、ジャズを通過したポップスって感じで、ジャズの常套句みたいな進行をよく使うのですが、初めて聴くとちょっと違和感のある、でも癖になるようなコードがたまに出てきます。
なかなか他の人が使うことはないので、声優のアルバムを聴いていても、「これは沖井礼二作曲だな」というのが一瞬で分かります。すごい。
基本的に彼の作る曲は、ジャズを通過したポップスって感じで、ジャズの常套句みたいな進行をよく使うのですが、初めて聴くとちょっと違和感のある、でも癖になるようなコードがたまに出てきます。
なかなか他の人が使うことはないので、声優のアルバムを聴いていても、「これは沖井礼二作曲だな」というのが一瞬で分かります。すごい。
1.F#7-5
これぞ沖井節!って感じのコードです。
上の曲の、サビのふたつ目のコード。
CかCM7→これ→FM7かFm7みたいな形が多いです。
C7の代理コードというか、裏コード(だっけ?)的な役割ですね。
2.F/G
ドミナントの代わりとして使われます。
GとかG7ほど緊張感が強くないのでオシャレ。
上の曲のサビ前では、A♭/B♭→F/Gという形で使われていますね。
この形のコードを平行移動させると、フュージョンっぽくて転調もしやすいです。
3.A♭M7
Bメロ2つ目のコードです。部分転調です。いわゆるモーダルインターチェンジだっけ?
FM7→これ→CM7とかよくやります。
上の「BABY,BABY」のBメロも実は似た感じです。
これ以外にもモーダルインターチェンジはよく使ってますね。
E♭M7とかGm7とか。
メロディにおいても、シ♭が上手に使われてることが多いです。
ご参考になりましたでしょうか。
コピーする際には、この辺を抑えておくとスムーズになると思います。
ベースがルートを弾いていないことも結構あって、コード取るの難しいんですよねえ。
おまけ:参考までに。
「ようこそジャパリパークへ」沖井礼二風アレンジという電波を受信したので作った pic.twitter.com/L0QmWvwzQf— コウテイ (@Koutei_108) May 8, 2017