小さめのカホン3つをまとめてレビュー
打楽器って叩くと音が出るんですよ。すごくないですか？
細かい指のコントロールは不要で、1ミリ秒の遅れもなく、楽器そのものから音が出る。叩く場所によってシームレスに音色が変化する。
こんなに直感的な楽器って打楽器以外にあまりない気がします。
音のいい打楽器は、本能を直接楽しませてくれるような感覚があります。
原始人だって同じことを考えて、動物の骨とかガチャガチャ鳴らしてたはずです。
というわけで、schlagwerkのCajonito（カホニート）という楽器を買いました。
ミニカホンの類はこれを合わせて3つ持っていたことがありますが、一番気に入っています。
それぞれ軽くレビューしてみます。
schlagwerk カホニート
今回購入したもの。
紹介する3つの中でも一番気に入っています。
フルサイズ（？）のカホンはほとんど叩いたことがないのですが、けっこう迫っているのでは、と思える音です。
フルサイズほどではないにしても叩いて気持ちいい低音が出ますし、スナッピーもいい感じ。
ドラムセット的な使い方をするのであればベストだと思います。
膝に置く、脚で挟むなど、色んな演奏方法ができます。cajonitoのロゴがある面はスナッピーがなく、そっちの音も素朴でいいです。
程よく音量が抑えられていて、床に置かずに叩けるので下の階への振動の心配もありません。 住宅事情にもよりますが、昼間なら思いっきり叩けるのではと。心配なら付属のミュート用のパッドを入れる手もあります。
Schlagwerk シュラグヴェルク カホニート SR-DC300
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Pearl キャラメルカホン
見た目はフルサイズのカホンをそのまま小さくした感じ。かなり窮屈ですが、一応上に座って叩くこともできます。 カホニートよりも一回り小さいです。
音量はけっこう小さいです。子どもに遊ばせるには都合がいいかもしれません。
低音は全然出ませんが、スナッピーのバズ音はいい具合です。
叩く位置による音の変化は比較的少ないです。
カホンっぽく使うよりかは、こういう楽器として使うのがいいかなと。
個人的にはあまり好きになれませんでした。（手放しました）
MEINLの4000円くらいのミニカホンはこれよりさらに小さいので、音の傾向も似た感じかなと想像します。
今はトリノス（鳥の巣？）という名前になっていますね。モノとしてはほぼ同じだと思います。
Pearl パール・ミニカホン TRINOS(トリノス) PMC-TRS
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ARCO ウクレレカホン
丸くてかわいいですね。
一般的なカホンはスナッピーが入っていますが、これは代わりにタンバリンのようなジングルが1組だけ入っています。
いわゆるカホンの代用ができる音ではありませんが、なかなか味があります。
ちょっと持ちづらいですが、タンバリンみたいに振って使うのも楽しいかも？
サイズの割に低音がしっかり出ます。けっこう叩いていて気持ちいい量感です。
深夜でなければ家でも全然大丈夫です。
私が持っているものはピエゾピックアップが付いていて、アンプに出力ができます。
低音寄りの音で、ジングルの音が全然入らないので実用性は？ですが、録音の際はマイクの音に混ぜることで低音の量の調整に使えます。
私はたまたま中古で安く買えたのですが、新品15000円というのはちょっと高いかな、と思います。 それだけ出すならカホニートの方がいいかな。
ゼルダの伝説BotWのゴロンシティの曲を演奏しました pic.twitter.com/e84IVp7C05
— コウテイ (@Koutei_108) 2019年9月8日
打楽器はいいぞ
というか別に打楽器じゃなくても叩けば音は出るんですよね。私もサバ缶を叩いて遊んだことがあります。
打楽器はいいぞ。
