ギターに装備するピックホルダー最強はこいつに決まりました
ギター、ベース弾きにとっての永遠の課題のひとつは、「ピックをどこに置いておくか」です。日本各地に伝わる妖怪ピック隠しの伝承からも分かるように、少し油断するとすぐにピックはどこかに姿を消してしまいます。
夜な夜な「ピックが1枚、2枚...」と数える女性の声が聞こえたとの報告もあるとかないとか。ないです。
ピックがなくなってしまうのは、「ピックの定位置を決めていない」のが原因です。片付けの基本で「定位置を決めておく」というのがありますが、ピックに関してはそれができていない人が多いということですね。
ないなら作ればいいじゃない、ということで、各社からピックホルダーなるものが発売されています。
ライブでは、ギターボーカルの人がマイクスタンドにピックホルダーを装着しているのをよく見かけますが、今回はギターに装着するタイプに的を絞って紹介します。すべて実際に使用してみた感想です。
Wedgie Pick Holder
ヘッドの弦に挟むタイプで、2枚のピックが挟めます。
挟むときは軽くぎゅっと押し込む感じです。
普通に弾いているときに見えやすい位置になるので、ピックの色を凝ればオシャレかもしれません。
テールピースのあるギターの場合はこんなこともできますが、ダサいのでやめたほうがいいです。
黒のギター用とグレーのベース用がありますが、あんまり変わりません(ベース用の方が弦に挟む部分が少しだけ大きい)。
あまりない悩みだと思いますが、HERCULESの吊り下げ型のスタンドの場合、こんな感じでロック機構と微妙に干渉してしまいます。
Jim Dunlop 5000
バネでホールドするタイプで、両面テープで接着して使います。
どこにでも付けられますが、ヘッド裏が一番扱いやすいと思います。ヘッド裏なら普段は見えないので、ルックスを変えたくない方にはよろしいかと。
出し入れも簡単です。ピックの厚みによりますが、5枚くらいは入るのでは。私はベースに使っていて、三角、おにぎり型のピックを収納しています。1枚でもちゃんとホールドされていて、どこかにぶつけでもしない限りは落ちることはないと思います。
テープを使うので、塗装が弱いギターに装着するのは不安な人もいるかも。
また、平らなピックを重ねて収納するものなので、サムピックやフィンガーピックには対応できません。
Jim Dunlop 5006
上記5000をコンパクトにしたもの。
三角型は入らないので、ジャズ型、ティアドロップ型しか使わない人にいいです。
テレキャスタイプの小さいヘッドでも、ギリギリ表から見えないように装着できます。
Ernieball Pick Buddy
吸盤でギターのボディやヘッド裏に装着するタイプ。画像では1枚しか入れていませんが、もっと入ります。
これならテープ跡も残らないし目立たないし最高!と思って購入したのですが、肝心の吸盤が弱くて使い物になりませんでした。残念。
「ちゃんとボディをきれいにすればくっつく」というレビューもあるので、私の使い方が悪かったのかもしれません。
まとめ
私はシンプルな見た目のほうが好きなのと、HERCULESのスタンドとの干渉が気になるので、Jim Dunlopの両面テープタイプのものが最強、という結論になりました。
試していないのですが、ピック収納スペースのあるストラップなんてものもあって、これも気になります。部屋にマイクスタンドを立てっぱなしにしている人ならマイクスタンドに装着するタイプでもよさそうですし、意外と選択肢は多いですね。
さあ、好きなアイテムを装備して妖怪ピック隠しを撃退しよう!
【正規品】 Ernie Ball ピック ホルダー [ 9187 PICK BUDDY ]
- 出版社/メーカー: ERNIE BALL
- メディア: エレクトロニクス
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